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ドラマ「おっさんずラブ」を見終えて  

正直そんな大した作品ではないだろうと思っていた。
ただ、聞こえてくる話から「もしやこれは思うところ感じるところの多い作品では」と察してしまった。

Abemaでちょうど一挙再放送を見る機会ができたのでざっと見た。

その感想をつらつら書いていこうと思う。めっちゃ久々の更新で。

当たり前ですけどネタバレが含まれます。






まず最初に語りたいのは「ゲイへの風当たり」というもの。
ゲイはゲイ同士で恋愛すればいいのに、というのはよく聞く話。
でも、私はそもそもノーマルの恋愛の世界に生きてきて、その上で同性に恋をしてしまった。
どんなに魅力的な女性だとしても、将来を重ねようとは思わない。
逆に、ノンケであろうと魅力的な男性であれば将来を重ねたいと思ってしまう。

この伝わらないジレンマを書き記しておきたい。

□最初に感じたちずちゃんへの思い
春田が牧に出ていくなと抱きとめるシーン。ちずが偶然帰ってきて、ケーキを落として驚いてしまう。
私はあのシーンで、「ああ、やっぱり大丈夫やら応援するといっていても実物を見るとドン引きしてしまうんだな」と。
おそらく深く考えるとそうではないと思う。
春田のためにケーキを買って帰ったら、その春田が牧へ恋愛行為をしていた。これほどショックな事はない。
そう言う意味での「はくさいかってくる!」なんだけど、私にはこのシーンが何より堪えた。

□優しすぎる部長
はるたんが好き。とにかくはるたんが好き。
ゲイであることを30年間、夫婦を続けるということで隠し続け、そしてバレずに生きてきた。
これだけでも本当にすごいこと。
女性は男性の些細な変化に気づくから、例えば、若い頃の性欲の処理は大変だったろうと思う。
いや、もしかすると、作品中には語られていないが、ノンケだったものの、
はるたんに出会ったことでゲイである自覚が生まれたのかもしれない。
ここはわからないが、どちらにせよ「はるたん」は間違いなく王子様であり、部長は間違いなくシンデレラだった。

なんだかんだ部長といるときは楽しそうに笑う春田。嬉しそうに食べる春田。
その全てが可愛い春田。恋してしまうのも仕方ない。
よく食べよく笑いそしてバカな子ほど可愛いのだから。

しかしその部長もやはり春田の幸せを第一に考えてしまう。
誓いのキスを迫られた時、この人とキスできるのかどうか、よりも先に、
アイツとのキスを思い出してしまう。それでためらってしまう。
そんな変化を見逃さない部長、許してくれる部長。

本当に底知れない優しさの塊だと思う。

□牧の視点
そもそも彼は根っからのゲイであった。何度か付き合った経験もあるし、それを女家族はしっていた。
その上で、合コンで出会ったこの人が好きだ、と感じた。そして異動を…おそらく受け入れたのではなく促した。
自分から近づいてしまった。
「ノンケに恋をするという100%ありえないものと知りながら、牧は春田に近寄ってしまった」
その結果が、拒否られ、心無いことを言われ、嫉妬に駆られ、
自分から「相手のことを思って」という言い訳をつけて手放してしまう。
もちろん思っていたのはあるのだろうけど、間違いなく「自分の苦しさに耐えられなくなった」のもあるはず。
それくらいゲイとノンケには大きな壁があるし、
それはこれから愛を育んでいく二人の前には確実に立ちはだかってくる壁でもあると思う。

最後は「お前のキス、嫌なわけないだろ」って返してくれる素直な春田は本当に素敵だと思う。

□そもそも世間でいうゲイとは
よく話題にあげられるのはおすぎとぴーこ、そしてとんねるずのアレ。
テレビによく出るのはオネエ言葉でしゃべるお兄さんばかり。
でもそうじゃないんだ。
男らしい男が好きだとか、一般的な普通にしてる男が好きだとか、ゲイにもいろいろ趣味がある。
ノンケの皆さんだって年若く見せるロリータファッションが好きだとか、女性なのに男性っぽいボーイッシュ彼女が好きだとか。
恋愛の形はそれぞれなのに、先入観でいろいろと区別したがる。
その環境になんというか、私自身かなり気持ち悪さを感じている。

でもこの作品では、なんというか「私の思うゲイ」が本当にそのままに書かれていた。
武川さんと牧くんはノンケに恋する辛さを知っていて、それを避けるべきだと思っている。
でも牧くんはそれを超えて春田が好きだから迫ってしまう。
見ていられない武川さんは、いろんなものをごっちゃ混ぜにして牧を取り戻したいと思ってしまう。
部長なんかはもっとすごい。
おそらくゲイであることを自覚したのは10代であろうから、40年近くゲイであることを隠し続けている。
その上結婚して(いやまあ結婚したからバイかもしれないけど、子供がいないしそう言うことかと思う)
信頼関係を築いて、地位も築いた。でもそれの半分くらいをぶち壊しても春田という男性に恋をした。

ゲイであることを明かす必要がないから、そうしない。そしてそうしないから、普通の男性を装う。
武川さんにいたっては、結婚しないことに言い訳も用意している。
おそらく彼は幾度となく女性に迫られ、断り続けてきたのだろうと思う。

□とあるまとめのサイトでは
ゲイであることを否定されないおっさんずラブの世界、と命題をうっているが、否定されてるシーンはいくつかある。
牧の父親の背中を流そうとした時、牧の父親は明らかに裸を隠そうとしているし、
まるで覗きにあった女性のような対応をしている。
先に述べたちずちゃんのシーンもそう。
ついでにいうと剣崎くんたちも眉をひそめている。
結果的に受け入れてはくれているが、それは理解しているのとはまた違う。
なぜならそれをテレビの放送で、匿名とはいえ流してしまっているのだから。
少なくともこれは関わった不動産会社へのアウティングになってしまう。

ただ、これらのシーンは「理解することへの難しさ」を示してくれているんではないかと。
牧と春田の「周りへの考慮」も、二人で大きな差がある。正直アレはゲイ同士でもありそうな話だ。

だからこそわかったつもりになるんじゃなくて、
これも一つのエンターテインメントだったんだなあ…ぐらいに見終えて欲しいなあ、と思ったりした。

私の恋愛経験なんて片手で数えるぐらいだと思うが、もう、何もかも刺さって辛かった。
見るのがとにかく辛かった。笑ってられないくらい泣けた。

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